【かずま】読感 : バターはどこへ消えた?
こんばんわ! かずまです!
さて、今回読んだのはコチラ!
「バターはどこへ溶けた?」
これを読むの小学生のときぶりなんですよ!
当時は書いてある意味がよくわからなかったんですよね
なので内容もほぼ記憶になくて…
どうにも懐かしく思えて、メルカリで買いました(笑)
一つだけ憶えているシーンがあるんです
「バターのためにどれだけの犠牲を払ったことか…!」
のような文章が添えられ、猫が一匹で泣いている
そんな哀しげなシーンです
ここです!
この泣いている猫は、大好きなバターを探すため、親友の猫を住処においてきたんです。
しかしバターを見つけられず、バターを探し求める「向上心」に溺れた自分に気が付き、疲れ果てました。
親友とのんびりと暮らしていく、そばにある幸せを捨ててしまったその虚しさに涙したのです。
この猫は、読み手の僕たちを象徴しています。
「頑張らなきゃ、やらなきゃ。今は幸せを感じられない、だから幸せな未来のために頑張るんだ」と日々奮闘するその姿を描いています。
目標があって、頑張ることはいい事です。
でもその目標が「幸せのため」で、なおかつ「現状に満足していない」
とあれば、少し立ち止まってほしいと作者は伝えたいわけです。
近くにある幸せで十分幸せなことに気づくべきだ。
自分を追い詰めてまでさらなる幸せを求める必要などない。
ということです。
このお話にはグッときました。
僕も、のゆと楽しく過ごしていくという目標で、日々仕事を頑張っています。
目標を明確に、かつ無理しすぎないようにしていますが、
その過渡期でこの猫のように泣いてしまうことのないよう、そばにある幸せを大事にしていきたいです。
みなさんも、そばにある幸せを見逃していませんか?
消耗し続ける毎日では、いつか耐えられなくなります。
そばにある幸せを噛み締めつつ、マイペースに生きていきましょうね。
あ、お話はこのシーンでおしまい、ではありません!
結末は君の目で確かめろ------
なんて。
ではでは!